周囲のことや自分のこと、あるいは時間的なことについて判断できなくなった状態です。
瞬間的に意識が飛んだり、短時間の意識消失の失神から、正常な反応ができなくなる昏迷、放っておくと寝てしまう傾眠、長く意識が回復しない昏睡までさまざまな状態があります。
てんかんは、脳の細胞が異常興奮しておこる病気です。
脳の病気が原因で起こる場合、発達の段階で異常があるもの(先天性)と、
後になってできる脳の病気が原因でおこる(後天性)ものとがあります。
後天性の場合、脳腫瘍、外傷、感染症や脳梗塞など
脳にできた傷によっておこる症候性てんかんがほとんどです。
ものが二重にみえる
視力が急に悪くなった
最近よくものにぶつかるようになった。
脳腫瘍(例:下垂体腺腫)
脳の病気が原因で眼の症状を来たすことがあります。眼の神経(視神経といいます)は、
脳の中を走行して後頭葉という後ろ頭にある脳へ到達して視力と視野をつかさどります。
また、眼の動きに関係する神経が障害されることでもものがだぶってみえたりします。
耳が聞こえにくい、耳鳴り
皮質聾 両側側頭葉の障害で聞いてもわからなくなります。
脳腫瘍(例:下垂体腺腫)
聞こえが悪くなるにも①耳の器官に問題があるばあいと②神経(蝸牛という聞こえの神経)に問題がある場合がありますが、 脳神経外科では脳の中や聞こえの神経(蝸牛)やバランスの神経(前庭)に問題がないのかを調べます。
このような症状の方はご相談ください。